鴻巣友季子さんのトークショーに

 7月6日(日)

 朝起きたら、やっぱり何か変だ。頭と体が分離しているみたいなのだ。古本ツアー・山本さんのゴッドハンドを見たかったが、鴻巣友季子さんのトークショーを予約しているので立川まで出掛ける。時間を充分みて来たのだが、着いたのは15分前で体調が変だと時間の観念もおかしくなっている。会場に入ると8割くらいが女性で年齢幅も広い感じだ。鴻巣友季子さんの【孕むことば】の出版記念のトークショーで対談相手が角田光代さん、司会を角田さんと心配したら、ちゃんとマガジンハウスの人が司会役で出て、前のテーブルは3人だった。マガジンハウスの人、誰か似てると思ったら、石原伸晃さん(自民党代議士・石原慎太郎都知事の長男)に雰囲気・仕草・しゃべり方とか似てた。鴻巣さんは翻訳を20年間やっていて、【嵐が丘】が有名なこと、作品多数などの説明あり。(角田さんの説明はここでは省く)トークの中身、翻訳は作品を解体して組み立てる作業、言葉の使い方・訳しかたについて、小説家は18歳くらいでデビューする人がいるが翻訳家は18歳でデビューなどいないのでは、30代より40代と年齢を重ねるほど良い翻訳が出来るように思う、等々。【孕むことば】での出産や子供のもつ不思議な感性のこと。角田さんは、とつとつした感じ方のしゃべり方に対して、鴻巣さんはすらすらとした饒舌なしゃべり方で対照的だった。角田さんはしゃべりより書いた方が好きで、ブログも無料で書いているそうだ。本を買って、鴻巣さんにサインをして頂いたときに『これからもがんばってください』と言ったら『男のひとにいわれるとうれしいです』と言われたのが印象的・グーだった。角田さんの方は列が長かったので、会場を後にする。このオリオン書房・ノルテ店(800坪・50万冊)に来たのは2回目だけど1フロアでこれだけの品揃えはスゴイと唸ってしまう。ここにいて本を見て廻るだけで、1日が過ぎてしまうような気がする。帰り、電車のなかでメッタに寝たことがないのにウトウトとしてしまった。



http://www.orionshobo.com/topix/story.php?page=3&id=337

つれづれ雑記 角田光代さん
http://kakuta.aspect.co.jp/