今年も半分終わりか

 土曜日、東京古書会館の古書展へ行ったとき、1階の受付カウンターの上にあるチラシの数々が置いてあるがちょっといつもより毛色が違ったのがあったので頂戴してきて、神保町から六本木までの移動・地下鉄のなかでこのフリーペーパーを見ていたら、中ほどに《けものみち計画の文豪擬獣化宣言》の文字とどこかで見たイラストがあるではないか。内澤画伯と南陀楼文豪ではないか。今回は林芙美子を取り上げられている。【めし】しか読んでいない。林芙美子=イヌ。―林芙美子は、いつものどを涸らしている一匹のイヌだった。― 恋多き女性だったというイメージしかもっていなかったが、…。けものみち計画というのがイマイチ分からなかったがこういうこともひとつだったのか。それにしても、このフリーペーパー・早稲田文学フリーペーパーは豪華な執筆人だ、それで¥0なのだ。〔愉しい文学〕〔わからん?!文学〕
http://d.hatena.ne.jp/wasebun/20080703



 購入本
  《Og》
   稲垣浩      【日本映画の若き日々】中公文庫
   緒方竹虎     【人間中野正剛】中公文庫
   渋澤龍彦     【ねむり姫】河出文庫



  《O・S》
   清水昶      【新しい記憶の果実】青土社
   清水昶      【少年】永井出版企画
   丹野文夫     【異徒の唄】永井出版企画
   三島由紀夫    【第一の性】集英社
   吉田精一     【古典文学入門】新潮選書