浅井忠の洋画見るべし
福田和也【俺はあやまらない】を読んでいたら、石川淳が浅井忠を見れば、あとの画家は見なくていと云っている、云々と書いてあるところがあった。以前、千葉の支店にいたころ、近くに県立美術館があり、仕事に飽きてきたらよくこの美術館に来ていた。その展示に浅井忠の作品が何点か、常設されていた。梅原龍三郎の先生であり、正岡子規にも西洋画を教えており、夏目漱石の小説「三四郎」の中に登場する深見画伯のモデルとも言われる、と載っている。「漁婦」は、すごい存在感だった。福田和也【俺はあやまらない】を読むと興奮する・高揚する気分になるんだがどうしてだろうか。
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購入本
《O・S》
吉川英治 【随筆 私本太平記】毎日新聞社
桑原武夫 【桑原武夫全集1 文学とはなにか】朝日新聞社
桑原武夫 【桑原武夫全集3 伝統と近代化】朝日新聞社
桑原武夫 【桑原武夫全集5 時のながれ】朝日新聞社
江森國友 【山水】書肆山田
福原鱗太郎 【野方閑居の記】新潮社
南部圭之助 【続/欧米映画史】東京ブック
津村秀夫 【世界映画の作家と作風 2】勁草書房
ジュラルド・ダレル著 浦松佐美太郎訳【積みすぎた箱舟】暮しの手帖社
《Og》
上原隆 【胸の中にて鳴る音あり】文藝春秋