「トムズボックス土井店長の絵本見せびらかし会」
ヒナタ屋での「トムズボックス土井店長の絵本見せびらかし会」を覗きに行く。満員だ、女性のお客さんが8割くらいか。次から次へと絵本の珍品、稀本を取り出して説明・解説して、その本をお客さんに回して見せてくれる。土井さんが話のあとに、『まあ、いいか』と連発されるのがおかしい。2時間があっという間だった。知っている名前もあったが、ほとんどが知らない人だ。メモ書きしたので、今度から探してみよう。絵本も幅があるからなー、と思ったりする。古本・古書のコレクターにもいろいろあるが、今日の会は参考になることが多かった。御茶ノ水から快速に乗って、荻窪で降りる。ヒナタ屋で小瓶のビールを2本飲んでしまったので、何か食べたくなって駅近くに出来た富士そばに入る。ミニカレーセットを食べる。いつも食べていたところより美味しい気がする。荻窪<ブ>で105円の棚から10冊買う。西脇順三郎【ボードレールと私】講談社文芸文庫を見つける。この本、1冊で寄ってよかったと単純に思う。絵本のコーナーも覗いて見るが、古書的なものがいまいちわからない。今週も仕事が忙しくいろいろあって、疲れた1週間だった。
《Og》
夢枕獏編 【釣りにつられて】福武文庫
宮本輝 【泥の河 蛍川 道頓堀川】ちくま文庫
吉行淳之介 【ぼくふう人生ノート】集英社文庫
工藤美代子 【香淳皇后と激動の昭和】中公文庫
梶山季之 【札幌の女】徳間文庫
江國滋 【おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒】新潮文庫
西脇順三郎 【ボードレールと私】講談社文芸文庫
三好達治選 【萩原朔太郎詩集】岩波文庫
永井荷風 【すみだ川 新橋夜話】岩波文庫
中沢新一 【南方マンダラ】河出文庫