強風で帽子が…

 2月に入って、土、日、会社に行っていたので、久しぶりの休みである。1時過ぎに、家から出て高円寺の西部古書会館の古書展に。かなりのお客さんである。古書展も1月以来である。西部古書会館を出たら、急激に寒さが増していた。御茶ノ水に向かう。途中、中野駅で快速に乗り換えようとホームに上がって歩いていたら、瞬風が吹いて被っていた帽子がホームに飛んでしまう。そのままで行ってしまおうかと思ったが、また階段を下りて、説明したら、舌打ちされてしまった。しばらく待っていたら若い駅員さんが来られて、一緒に階段を上がって、長い棒の先が挟み込む器具で(正式な名前があるのでは)取ってもらう。十分なお礼を言う。風が強くなってきて、帰りの電車は大幅に遅れていた。東京古書会館の古書展は、お客さんが極端に少ない。20人もいないのでは。昭和13,17,21年の初版ものを買ってみるが、後で古書サイトで調べると?だった。ここを出たら、一段と風が強くなっていた。神保町をブラブラして、ヒナタ屋でお茶して、読書。(柴田よしき【回転木馬】、【観覧車】の続編)家人bとの待合せて、夕食するのに、時間があるので、荻窪で降りて、ささまに寄る。店頭は、さすがに寒いので、簡単に見て選んで買う。これが失敗、シール跡があったり、個人名の入ったサイン本だったりして。西荻窪へ。寒いので、西友の中で待って、キッチンキャロットへ。1組だけが並んでいた。10分くらい待って中に入る。家人bがステーキの盛合せに挑戦する。ステーキ、ハンバーグ、ジャンボ海老の盛合せ。ハンバーグだけでも私が食べたハンバーグの1.5倍はありそうだ。ここを出て、横の音羽へ。もう眺めるつもりだけが買ってしまう。今日は、流石に買い過ぎてしまった。古書展のが余分だった。反省、反省。。。 


回転木馬

回転木馬

 購入本
  《N・O》
   大佛次郎      【風船】新潮社
   吉行淳之介     【好色一代男中央公論社
   富士正晴      【帝国軍隊に於ける学習・序】未来社
   菊池寛       【短篇三十三と半自叙伝】文藝春秋
   北川透       【侵犯する演戯】思潮社
   末川博       【末川博随筆集】栗田出版会
   色川武大      【引越貧乏】新潮社
   坂口安吾      【新日本紀行】評論社
   大岡昇平      【文学における虚と実】講談社


  《O・S》
   川口松太郎     【孤愁和泉式部講談社
   白井佳夫      【日本映画黄金伝説】時事通信社
   木下順二      【楽天的日本人】作品社
   三木卓       【海辺の博物誌】筑摩書房
   栗田勇       【思索の風景「都市への架橋」】白川書院
   大佛次郎      【櫻子】新潮社
   河上徹太郎     【吉田松陰の手紙】潮出版社


  《S・K》
   井伏鱒二      【川釣り】岩波書店
   芥川龍之介     【芥川龍之介全集6】ちくま文庫
   飯島耕一      【別れた友】中央公論社
   庄野潤三      【雉子の羽】文藝春秋
   中村光夫      【現代作家論】新潮社
   池澤夏樹      【読書癖2】みすず書房
   森毅        【一刀斎の古本市】日本評論社
   唐十郎       【フランケンシュタインの娘】福武書店
   渋沢秀雄      【らくがき帳】文藝春秋
   寺崎浩       【情婦】藝文書院
   室生犀星    【信濃の歌】清水書房


  《K・G》
   獅子文六      【アンデルさんの記】角川書店
   澤野久雄      【卓上流浪】平凡社


  《T・K》
   長興善郎      【一夢想家の告白】朝日新聞社
   火野葦平      【土と兵隊】改造社
   小林英夫      【文體雑記】三省堂