何がラッキーなのか

 購入本
  《Og》
   池田あきこ   【英国とアイルランドの田舎へ行こう】中公文庫
   角田光代    【予定日はジミー・ペイジ白水社
   川上弘美    【ほかに踊りを知らない。】平凡社




 帰り、総武線が中野止まりなら、東中野で降りて東中野<ブ>に寄るつまりでいたら、思いとどりの電車が来たので乗り込む。四谷を過ぎて携帯が震え出したのでポケットから取り出して見ると付き合いのある人からだ。信濃町で降りて、掛け直してみると、忘年会をやろうとのことだった。三鷹行きの電車が来たので、荻窪に変更して、荻窪<ブ>に寄る。文庫棚を見るが買いたいものが見つからない。出ようかと思ったが折角なので、単行本(200-コーナー)を眺めていると川上弘美【ほかに踊りを知らない。】平凡社がある。2007.11.20発行で出たばかりの本なのだ。ブログ仲間のゆうさんから読書スランプのことを書いたら『スランプですか?川上さんの新しい東京日記【ほかに踊りを知らない。】を、是非読んでみてください。笑えて、きっとスランプもどこかに飛んで行ってしまいますよ(笑)』というコメントを頂いていたのだ。それが、一本の携帯への電話で巡り遇うこと出来る。まして、その本が置いてあるはずのない200円コーナーにあったのだ。縁としか言いようがない。高見順【敗戦日記】を読んでいる。まだ半分残っているので、カフェに寄って全部読みおわろうと思ったら、何と満員、客がはみだしている。クリスマスのせいか、公会堂の流れの人か、オバサンたちで一杯。あきらめて歩いて帰る。