十二月の始まり
購入本
《S・K》
阿部昭 【無縁の生活】講談社
江藤淳 【夏目漱石】勁草書房
湯木貞一 【吉兆味ばなし】暮しの手帖社
《T・K》
宇野信夫 【菊吉共演戯曲集】青蛙房
宇野信夫 【柳影澤蛍火】青蛙房
宇野信夫 【花の御所始末】光風社書店
宇野信夫 【ひと夜】青蛙房
《K・G》
小川国夫 【一房の葡萄】冬樹社
小川国夫 【彼の故郷】講談社
井上光晴 【未青年】新潮社
電車に乗って、本を読み始めてなんとなしに降りたら何だか違う一つ手前の阿佐ヶ谷だった。また、乗って次の高円寺で降りる。そう言えば、何か月前に高円寺のホームで唐十郎さんを見た。何か、オーラが出ていた。私も半信半疑だったが、Yさんと話したときに間違いないですよ、と言われた。確か、住まいがこの辺らしい?。高円寺の西部古書会館の古書展を見る。今日は人が多い。店頭で3冊選んで、靴を脱いで上がって見るが中々いい物が見つからない。結局、3冊だけ買う。純情商店街の方に遠廻りして駅まで歩く。電車で移動して、御茶ノ水で降りて、東京古書会館の古書展に。西部古書会館の古書展で買った本が安く売られていたのが悲しい。15円の差だけど。宇野信夫の本が200円は安いと考えて買う。神保町をブラブラする。小宮山GSに寄って買ってしまう。ヒナタ屋に寄って、森見登美彦【有頂天家族】を読む。森見登美彦さんの本は、今まで苦労して読んだが、この本はすんなり読める。リズム、リズム感で読める。作品は、相変わらず京都を舞台にした妄想作品だ。外に出たら、今日は温かい。