11月の始まりは雨です。

 購入本
  《Og》
   大西巨人      【神聖喜劇 第三巻】光文社
   鹿島茂       【衝動買い日記】中公文庫



  《N・O》
   武田泰淳      【秋風秋雨人を愁殺す】筑摩書房




 壁のカレンダー10月分を剥がしたら、11月と12月の2枚となってしまった。早いもんです、1年が。会社が終り、外に出たら雨が止んでいた。地下鉄に乗って、神保町で降りて「ヒナタ屋」に行く。カレー好きという2人を連れて。噂の手動式のエレベータで昇る。店内に入ったら開放感があり広く感じる。チキンカレー、サラダ、ケーキ、ビールなど飲んで、会話がはずむ。2時間くらいいてしまった。お茶の水駅で2人と別れ、中央線快速で荻窪を目指す。雨がまた降ってきた。荻窪<ブ>に寄る。久しぶり寄ったが目ぼしいものがない。西荻窪に行って、音羽館の店頭で1冊買う。
 新潮社の「波」が届いている。いつもより厚い。刊行記念インタビュー『心に龍をちりばめて』白石一文さんだ。顔写真が前に見たのと違う感じがする。読書好きなブログの評価で女性には、受けが良くないが私は好きな作家である。こんどの作品は、34歳の美人の女主人公だと書いてあるがどんな物語だろうか。今、話題の鴻巣友季子さん書いている。今月号も盛り沢山の内容だ。
「ちくま」は、『古本屋は女に向いた職業』岡崎武志さんのところだけ読む。毎回、女店主の人生のなかでの古本とのつながりがすごい。今月が最終回か。