日差しが強い

 購入本
  《東京古書》
   飯島耕一     【暗殺百美人】学習研究社
   寺中作雄     【パリ物語】東京美術
   寺中作雄     【パリ物語・続】東京美術
   寺中作雄     【パリ物語・続々】東京美術
   中村真一郎小田実【対話編】人文書院
   和辻哲郎     【初旅の記】新潮社



  《小宮山GS》
   山崎安雄     【日本雑誌物語】アジア出版社
   和辻哲郎     【自叙傳の試み】中央公論社
   安藤鶴夫     【雪まるげ】桃源社
   大岡信      【あだしの】小沢書店
   青野聰      【愚者の夜】文藝春秋
   車谷長吉     【雲雀の巣を捜した日】講談社



  《Om》
   荒垣秀雄     【メダカのいる川】朝日ソノラマ
   寺山修司     【ポケットに名言を】角川文庫
   寺山修司     【不思議図書館】角川文庫
   寺山修司     【両手いっぱいの言葉】角川文庫
   向田邦子     【蛇蠍のごとく】文春文庫
   天野祐吉     【天野祐吉のCMウオッチング】朝日文庫
   重松清      【明日があるさ朝日文庫
   浅田彰      【逃走論】ちくま文庫
   池田満寿夫    【ロマネ・コンティ】中公文庫
   森まゆみ     【明治快女伝】文春文庫
   海野弘      【陰謀の世界史】文春文庫
   田中啓文     【ハナシがちがう!】集英社文庫



 日差しが夏の名残りのようだ。神田に行く車中で、上原隆【友がみな我よりえらく見える日は】を読む。この本はスゴイ。こんなノンフィクションの話は初めて読んだ。15人の不幸とそれからの現実・希望とが不思議と胸に残るのだ。『オキナワの少年』で芥川賞をとった東峰夫の章はきつい。学歴を捨て、故郷を捨て、月給生活を捨て、有名であることを捨て、妻子を捨て、仕事を失い、精神世界だけがのこったというのだ。
 東京古書会館の古書展、小宮山書店GSを見て、大森<ブ>が1割引なので行く。古書展で初めて気持ち悪くなってしまった。外に出たら治ったが、気温が高くて汗びっしょりになった。いろいろあった1日だった。