愉快なトークショー

 11月29日(土)

  家の前のイチョウも色づいてきました。もう1ヶ月で今年も終わりです。今年も良いことはあったのかなーと思うこの頃だ。12時頃、吉祥寺の古書りぶる・りべろに行ってみるが12時半からと張り紙があり、吉祥寺<ブ>を見て廻るが何も見つからない。モバイル会員は20%引きなのに残念。引き返して、古書りぶる・りべろに行く。閉店セール50%引きだが、もう良い物はなくなっているようだ。神保町に移転されるようだ。電車・中央線に乗って御茶ノ水へ。東京古書会館の古書展を覗いてみる。田邊茂一【茂助の昨今】がペンのサイン入り500−をようやく見つけ買う。東京堂書店での内澤旬子さん×平山夢明さんのトークショーへ。客席は満員、先日会った装丁のiさん、古書ほうろうのMさん、一箱古本市のBさんなどがいらっしゃっていた。トークショーは、始まってから平山さんがハイテンションだった。昨年、西荻ブックマークでのトークでは、オトナシイ感じの人だと思ったが、あの時はメインでなかったからだろうか。内澤旬子さんの「おやじがき」(にんげん出版)刊行記念なので、出版に至るまでの話で始まるが、横からいろいろチャチャが入ってしまう。「おやじがき」の受け取りかた、イメージがわかるようだが、内澤さんの基準が分かるようでわからない。トークショーが漫才でもないし、掛け合いでもないし、なんだろうか、笑い声が溢れぱっなしの90分間だった。南陀楼さんはカメラマンになって何枚も撮られていた。内澤旬子さんは、キレイだった、それも輝くようにキレイだった。いつもメガネを掛けているところしか知らないので、今日はコンタクトなのだろうか。『情熱大陸』のオープニングもメガネはなしではなかったか。ヒナタ屋で休憩して熱いホットミルクを飲んで帰る。
(モンガの西荻日記より)




購入本
  《K・R》
   小野十三郎      【小野十三郎雑話集 千客万来】秋津書店


  《O・S》
   福原麟太郎      【福原麟太郎随筆選】研究社出版
   山本健吉       【猿の腰かけ】集英社
   中谷孝雄       【わが陶淵明筑摩書房
   村上元三       【歴史の旅】東京美術
   外山卯三郎      【絵画の理論と鑑賞】春秋書房



  《T・K》
   田邊茂一       【茂助の昨今】角川書店
   浜村米蔵       【歌舞伎】みすず書房