8月の茶和会

 千駄木のブーサンゴ(http://www.bousingot.com/)での不忍ブックストリートの茶話会に行く。私が店に行ったときは、まだ、誰も見えてないので店主さんとあれこれ話す、先日買った村上菊一郎のことは流石に詳しく知っておられていた。フランス文学には造詣が深いのだ。この店は、いろんなメディアに取り上げられていて谷中・根津・千駄木特集には必ず登場してお客さんも多い。古本の棚もあり、店にマッチしたものが並んでいる。男性客より女性客が若干多いようだ。十川信介編【明治文学回想集(下)】岩波文庫を買う。本の後ろに人名索引と書名・作品名索引が書いてあり何かと便利そうだ。ここに出ている人では、幸田露伴田山花袋坪内逍遥など知っているが大部分が聞いたこともない人たちばかりだ。今日の茶和会はいつものように賑やかなメンバーが揃っていた。ブック・オカ関係者の人も。「アフリカ市場タムタム」(http://www.tam2.co.jp/market/market_2.htm)の佐久間さんが《不忍ブックストリートの飲み屋事情》を自作のMap付きで話された。ここに書かれた店はどこも人気があり、それぞれ特色があるようだ。それにしても何十年も住んでおられるのでかなり詳しい。11時過ぎたので、会はまだ盛り上がっていたが店を出ると細かい雨が降っていた。