コミケに行く
朝起きたら、いつもの暑さがない感じだ。テレビを見ていたら〔遠くへ行きたい〕が天草が出ている。ナレーターがどうかで聞いた声、やっぱり角田光代さんだった。同じ県なのに天草には2回くらいしか行ったことがない。ゆっくり見てしまう。小学生のころ、海水浴で天草に行ったとき、海の緑色が怖かった。海の緑色が深いイメージだったんだろうか。
オリンピック、女子マラソンを見るが、選手が30kmくらい走ったところで見るのを止める。走っている選手には悪いが、どうもぐーっとした感じがないのである。なんでだろうか。
コミケに行くため、玄関ドアを開けたら身体がぎゅっとなってしまう、Tシャツを長袖シャツに替えようかと思うほど、肌寒い。新宿でりんかい線を待つ、ホームに結構な人が並んでいる。この人たちがコミケのある国際展示場で降りた。駅から係員が大声を上げて整理・誘導していた。会場も先日、エスカレータで事故があったばかりなので『乗ったら動かないで下さい』とメガホンで誘導していた。お客さんの人たちの数が半端でない多さだ。家人bのブースに行ったら半寝の状態だった。南陀楼さん、武藤さんのブース、そして教えて頂いた三五さんのブースを廻る。店の前に並んでいるところはあるがほとんどのブースが誰もお客がいない、通りすぎるだけだ。人気のあるところは事前にわかっているんだろう。店主は思っていたより年齢の高い女性が多いことだ、30代後半。お客は女性より男性が多い、3.5:6.5くらいか。年齢層は、幅が広い感じだ。中学生以下、50代以上はいないように見えたが。全部で何万人いるんだろうか。東ホールは大変だから行かない方がいいと言われたが行ってみるが、行くのも一苦労だ。大勢の人の流れに乗って動かないと大変だ。今日は温度が高くなくていいが、いつも気温だったら酸欠しそうな気がする。それでもコスプレで女装した男性がカツラの長い青い髪を上げて汗を拭いていた。帰りも電車に乗るのに一苦労だった。大崎で乗り換え神保町へ寄って帰る。
(モンガの西荻日記より)
《K・G》
尾崎士郎 【一文士の告白】新潮社
本間久雄 【文学雑記】人文書院
中村直勝 【中村直勝著作集 第十巻】淡交社
《O・S》
竹久夢二 【夢のふる郷】ノーベル書房
白井健三郎 【体験】深夜叢書社
《Og》
小栗虫太郎 【失楽園殺人事件】扶桑社文庫
白洲正子 【いまなぜ青山二郎なのか】新潮文庫
島野功緒 【時代劇博物館】教養文庫