佐藤武夫から飯嶋耕一から閑谷黌へ
ささまで古本を覗いていたら、【現代日本建築家全集7佐藤武夫】という本に目がいった。沖縄海洋博の時期から佐藤武夫建築事務所に何回か行っていた時期があるので懐かしく思えたのだ。買って、帰って、中身を見たら建築物の写真集だが、冒頭の論文を飯嶋耕一が『萩原朔太郎と「日本の家」』と題して長い文章を載せている。その書き出しが岡山県和気郡にある閑谷黌を30年ぶりに行ったことから始まっている。昨年、仕事の関係でこの近くに行ったさい、地元の人の案内で閑谷黌を見学してきた。山あいにあって自然との調和が取れた建物郡が配置されている。備前藩主池田光政が創設した庶民教育の学びやである。正宗白鳥、三木露風など輩出しているようだ。恥ずかしい話だが、閑谷黌のことを知らなかったので食い入るように見てきたことを思い出した。
http://www2.oninet.ne.jp/tn1201/sizutani1.html
購入本
《O・S》
坂口安吾 【坂口安吾選集 第四巻】講談社
坂口安吾 【坂口安吾選集 第五巻】講談社
坂口安吾 【坂口安吾選集 第六巻】講談社
松山猛 【智の粥と思惟の茶】青英舎
栗田勇監修 【現代日本建築家全集7佐藤武夫】三一書房