「ニッポンの小説はどこへ行くのか」

 ナンダロウさんのブログに『文学界』の特集が面白いと載っていたことを思い出して、昼休みに新刊書店に行ってきた。昼休みなので、なかなか賑わっている。もう、『文学界』は2冊しかない。『野生時代』が20冊以上平積みされていたので、文学界も何冊も売れたのだろうか。『文學界』4月号の11人大座談会「ニッポンの小説はどこへ行くのか」は、これも面白い。中原昌也は、何者だろうかと思ってしまう。でも、1作読んだんだ。これは、立ち読みでも読んで欲しい。50年前の「日本の小説はどう変るか」も載っていて、比較するのも面白い。立ち見でも読むべし、読むべしなのだ。河上肇【遠くでかすかに鐘が鳴る (上)】第一書林、初版で署名入りだ。この本の写真に家族と一緒に写っている。それによると河上肇さんは、荻窪の天沼に住んでいたんだ。ささまの電車をはさんで反対側だ。

 

蹴りたい田中 (ハヤカワ文庫 JA)

蹴りたい田中 (ハヤカワ文庫 JA)


 購入本
  《O・S》
   北條秀司      【演劇太平記(一)】毎日新聞社
   北條秀司      【演劇太平記(二)】毎日新聞社
   北條秀司      【演劇太平記(三)】毎日新聞社
   山川三千子     【女官】実業之日本社
   木下順二      【随想集 寥廓】筑摩書房
   井伏鱒二      【黒い雨】新潮社
   河上肇       【遠くでかすかに鐘が鳴る (上)】第一書林
   河上肇       【遠くでかすかに鐘が鳴る (下)】第一書林



  《Og》
   中井英夫      【他人の夢】深夜叢書社
   柴田錬三郎     【柴錬ひとりごと】中公文庫
   阿川弘之      【青葉の翳り】講談社文芸文庫
   田中啓文      【蹴りたい田中】ハヤカワ文庫
   川上弘美 選    【感じて。息づかいを。】光文社文庫



  《N・O》
   筑摩書房編     【生活の随筆3 色】筑摩書房
   筑摩書房編     【生活の随筆8 閑】筑摩書房