九龍飯店の九龍麺を食べる

 相変わらず仕事が忙しいが、帰り九龍飯店の九龍麺を食べる。九龍麺のすっぱさで鋭気を養う。帰り荻窪で降りて、荻窪<ブ>に寄る。コミック売場が奥の方にあるので、いつもより極端にお客さんが少ないように感じてしまう。文芸本が売れないのか、200円を除いた単行本が100円引きの値段になっている本がある。それでも、お客さんを見かけないので売れないように感じる。文庫棚105円より、文庫本の初版のものを選んで買う。古書サイトで調べると、文庫本にしては、開高健【風に訊け】集英社文庫、芝木好子【下町の空】講談社文庫、落合恵子【クレヨンハウス物語】ちくま文庫などが高い価格が付いていた。久しぶりに、寒い夜道を荻窪から歩いて帰る。住宅街に入ると、行きかう人がほとんどいない。いつも、遅い時間でも犬を連れた人を何組も見かけるのだが、これも寒さのせいだろうか、途中、荻窪八幡神社でお参りをする。家族の健康を祈る、自らの一日の無事をも祈る。



 購入本
  《Og》
   開高健      【風に訊け】集英社文庫
   芝木好子     【下町の空】講談社文庫
   鷲田清一     【てつがくを着て、まちを歩こう】ちくま学芸文庫
   久世光彦     【飲食男女】文春文庫
   永六輔      【妻の大往生】中公文庫
   吉田拓郎     【自分の事は棚に上げて】小学館文庫
   谷沢永一     【ビジネスマンのための宮本武蔵 五輪書幻冬舎文庫
   谷沢永一     【知らない日本語】幻冬舎文庫
   山下洋輔     【ピアニストを二度笑え!】新潮文庫
   落合恵子     【クレヨンハウス物語】ちくま文庫
   斎藤美奈子    【紅一点論】ちくま文庫