東京女子大

 購入本
  《K・G》
   三浦哲郎      【冬の雁】文藝春秋
   石川淳       【天門】集英社
   安岡章太郎     【流離譚 上】新潮社
   安岡章太郎     【流離譚 下】新潮社
   安岡章太郎     【放屁抄】岩波書店
   奥野健男      【太宰治小説選】岩波書店
   高田宏       【旅ゆっくりと、】岩波書店
   江藤淳       【仔犬のいる部屋】講談社
   池内紀       【いまは山中いまは浜】岩波書店


  《T・K》
   小島政二郎     【明治の人間】鶴書房
   戸川幸夫      【日本動物志】文藝春秋新社


  《S・K》
   小島政二郎     【場末風流】青蛙房
   火野葦平      【小説欧羅巴】北辰堂
   室生犀星      【生きたきものを】中央公論社
   三木卓       【真夏の旗】あかね書房
   富岡多恵子     【中勘助の恋】創元社
   川本三郎      【都市の感受性】ちくま文庫
   紀田順一郎     【図書館が面白い】ちくま文庫



 朝から雨がシトシト降っている。マンションの裏口から道路に出る、そこを真っ直ぐ歩いて突き当たるまで行くと、そこが東京女子大である。校門から見る建物がシンメトリーになっていて美しい。文化祭だというので行ってみた。雨の為か、人出が少ない、これから増えるのか。若い男性がちらほらと、あとは女性ばかりだ。古本市の看板に釣られて会場に入ってみたが大半が漫画・コミック本が並べてあった。それも何冊もない、これって古本市なの?漫画研究会の有名漫画家のサイン色紙を見て、東京女子大をあとにする。しかし、女子大生が高校生くらいか中学生にしか見えなかった。会場に立って呼び込みしているのだが、どこも優しい声であった。西荻窪駅まで歩く。雨が大降りでなくてよかった。電車で高円寺で降りて、西部古書会館の古書展へ。雨のわりには賑わっていた。火野葦平【小説欧羅巴】北辰堂、昭和29年発行、200円で。三木卓【真夏の旗】あかね書房、200円、児童書。高円寺から御茶ノ水へ。東京古書会館の古書展へ。小島政二郎【明治の人間】鶴書房、300円。小宮山書店のGSへ。4時過ぎ、ヒナタ屋に寄って休憩、読書、紀田順一郎【古本街の殺人】を読む。この本に出てくる本が全く知らないものばかりだ。稀本?古本の古書展や古本の売買など出てきて楽しい。外に出たら、まだ小雨が降っていた。