雨模様
購入本
《O・S》
佐江衆一 【通り過ぎる橋】冬樹社
塙英夫 【背教徒】筑摩書房
高峰秀子 【私のインタヴュー】中央公論社
池田満寿夫 【楼閣に向って】角川書店
小田切進 【文庫への道】東京新聞出版局
ブウレンヂャー 秦一郎訳 【動物群像】三笠書房
ホール・クローデル 中村真一郎訳 【繻子の靴】人文書院
夕方から雨予報なので、仕事を定時に終わって会社を出る。まだ、雨は降っていない。荻窪で降りて、ささまへ。雨は降っていないが、店頭の棚が雨用の配置になっている。この並び方だと、なかなか棚を思うように見られない。7冊と書道ものを2冊買う。西荻窪で買い物を済ませて外に出たら、小雨が降り出してきた。本に雨は強敵なのだ。どうにか、家に着くまで小雨でよかった。今日買った中で、塙英夫【背教徒】筑摩書房が気になる本だ。昭和28年発行にしては表紙もキレイだったのと最初のページに『夢見る力のない人は生きる資格がない エルンスト・トルラア』という言葉が気にいったので買った。調べたら、塙英夫、芥川賞の候補作にもなっている人だった。
先日見学した、書評講座の中身を南陀楼さんに送って頂いたのでプリントして読んでみた。書評を掲載する媒体(雑誌・専門誌・週刊誌等)を想定して書かれている。いろいろな書き方があり、書評講座に参加して人たちなのでレベルは高いようだ。書評も最後は、その人が持っているセンスのような気もした。