中谷宇吉郎

 購入本
  《O・S》
   小川国夫     【新天の花 淵の声】角川書店
   吉行淳之介    【吉行淳之介の本】kkベストセラーズ
   中谷宇吉郎    【冬の華】岩波書店
   セルフリッジ著 加藤三郎訳【世界商業秘話】千倉書房
   大岡信      【宇滴集】青土社
   永井龍男     【コチャバンバ行き】講談社
   木下順二     【神と人とのあいだ】講談社
   木下順二     【子午線の祀り河出書房新社
   堀田善衛     【建設の時代】新潮社
   森有正      【旅の空の下で】筑摩書房
   岡松和夫     【魂ふる日】文藝春秋
   西山庸平     【デウエーの心理学】雄文閣
   尾崎士郎     【文学の零点】永田書房
   山口昌男     【本の神話学】中央公論社
   亀井勝一郎    【旅路】知性社
   獅子文六     【ある美人の一生】講談社
   井上靖      【忘れ得ぬ芸術家たち】新潮社





 明日は、いつも寄る荻窪周辺の古書店が休みになるので、ちょっと寂しい。そのためか、今日は沢山買う。先日読んだ、荒川洋治【文学が好き】旬報社のなかに中谷宇吉郎の随筆「由布院行」が出ていた。今日、中谷宇吉郎【冬の華】岩波書店を見つけた時は嬉しかった。実は、古書展で探して見つけたのだが買わなかった。値段のこともあるが、何故か買えなかった。そこに微妙な心理が動いてやめた。しかし、古書展の帰りの車中で、もう一度、荒川洋治【文学が好き】読んで、しまったと思ったのだ。今日買った本・中谷宇吉郎【冬の華】、函の状態がよくないが中身は読める。中谷宇吉郎は、世界的に知られる雪の研究家で物理学者、寺田寅彦の弟子でもあり随筆の巧さもあると、序に小宮豊隆が書いている。目次を見ると、その「由布院行」もちゃんと載っていた。ゆっくり読んでみよう。表紙が雪の結晶だ。