新宿古書展、昼本市

 購入本
  《Om》
   吉野源三郎  【君たちはどう生きるか岩波文庫
   魯迅作 竹内好訳【阿Q正伝・狂人日記岩波文庫
   ブルフィンチ作 野上弥生子訳【ギリシアローマ神話岩波文庫
   平安寿子   【愛の保存法】光文社
   永六輔・永昌子【妻は夫にさからいつ夫は妻をいたりぶりつ】学習研究所
   坂東眞砂子  【天唄歌い】朝日新聞社
   森福都    【長安牡丹花異聞】朝日新聞社
   朝倉祐弥   【救済の彼岸】集英社
   田中康夫   【チャイナピンクの花嫁衣装】福武書店
   向田邦子   【男どき女どき】新潮社
   横溝正史   【病院坂の首縊りの家角川書店


  《Gt》
   野坂昭如   【後藤田正晴における責任のとりかた】毎日新聞社
   河合雅雄   【少年動物誌】福音館書店
   神谷美恵子  【生きがいについて】みすず書房
   吉田直哉   【夢うつつの図鑑】文藝春秋 
   木村健太郎  【伝持の人々】潮出版社
   俵万智浅井愼平【「もうひとつの恋」】角川書店
   毛利子来   【赤ちゃんのいる暮らし】筑摩書房
   コルネイ・チュコフスキー【2歳か5歳まで】理論社


 梅雨だと言うのに、今日も晴天である。路地路地から覗いている紫陽花が晴れているので可哀そうである。雨が降らないので干からびて見える。
 電車に乗って、吉村昭【死顔】を読む。吉村さんは去年亡くなったので遺作短篇集だ。この本を読むと何故自ら管を取り外して死を選んだかがわかるような気がするのだ。いろいるな死に対した経験があるので、自らの死に対する気持ちを持っている。胸に重いものでなく、ずしりとしたものが入りこんでくるのだ。

 今日は、東京古書会館の新宿古書展に行く。古本・古書が一杯並んでいる。お金を持っていなかったので4冊、1500円を買った。やはり年輩のお客さんが多い。見るだけでも楽しい。時間を忘れて見入っていた。急いで電車で西荻窪に帰って、昼本市を覗いたが終わっていて飲み会が始まっていた。

 
 

 

少年動物誌 (福音館日曜日文庫)

少年動物誌 (福音館日曜日文庫)