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東京古書会館の「新宿展」へ。全体的に並んでいる古書の価格の下値が総じて安くなってきてるようだ。三日目のせいかも知れないが、並び方があちこちと飛んでいて、見るのには楽しい。結城信一【空の細道】河出書房新社、あまり見かけない。平山三郎【夜の周邊】三笠書房、帯文、あとがきをモチロン内田百間が書いている。あとがき・跋では、「平山君の小説は面白くない。」という書き出しではじまっていて続編も書けと結んで激励している。平山三郎は、小説も書いているのか。作者の顔写真も出ているので買うことにする。マルセル・プルースト 窪田般彌:訳【楽しみと日々】薔薇十字社、奥付をよく見ていたら、装幀が堀内誠一になっていたので、これは買うしかない。湯浅芳子【百合子の手紙】筑摩書房、瀬戸内寂聴さんの本に出てきて興味がある。湯浅芳子のロシアの訳本は多いが、そのほかの本は少ない気がする。何かと理由つけて購入するが、こんな本の価格がすべて500-だからだ。
購入本
《T・K》
平山三郎 【夜の周邊】三笠書房
湯浅芳子 【百合子の手紙】筑摩書房
結城信一 【空の細道】河出書房新社
マルセル・プルースト 窪田般彌:訳【楽しみと日々】薔薇十字社