5月4日から10日までに、また雑多に買ってしまった。今日は、大木惇夫詩集の文字に惹き付けられ購入した。行きつけの医院の老先生と古本の話をすると、直ぐ大木惇夫詩集のことを話してくれる。『モンガさん聞いてよ』『北海道の友だちから電話が掛かってきて、知り合いの友人のために大木惇夫詩集を神田に行って買ってくれない』『1回も神田古本街に行ったことがなかったが、ある店に入って聞いたら、大木惇夫詩集があって6000-払って、北海道の友だちに送った』『そうしたら、今度は友だちがどうしても欲しくなったから、翌日同じ古本屋に行ったら同じ大木惇夫詩集が10000-と言う、昨日が6000-なのになんで10000-なの』『奥さん、それが古本の世界なんですから』『そういうもんなの、古本屋というのはモンガさん』『はー、』そういう想い出がある本なのだ。【大木惇夫詩全集1、2、3】金園社。それに、【木暮亮作品集Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ】木暮亮作品刊行会、どこかで見た記憶があり購入した。戦前の作品群だ。田中小実昌の名前がある【東京路線バスの旅】トラベルジャーナル、村上春樹吉本由美都築響一【東京するめクラブ 地球のはぐれ方】文藝春秋中井英夫【地下を旅して】立風書房などなど。