茶話会

千駄木の茶話会に行く。駅に降りたが、まだ時間があるので千駄木<ブ>に寄る。狭い通路で本とにらめっこして、ふと見ると懐かしい顔が、棚の間から、お互い目が合って笑顔になってしまう。北方人さんだ。本を選びながら、また外に出て歩きながら、近況を知る。いつもの常連さんが《一箱古本市》に出ていなかったので寂しいことを伝える。北方人さんも講演などで忙しい日々だったようだ。《ブーサンゴ》での茶話会、青秋部Nさんの話を聞く。青秋部N・Iさんと《一箱古本市》の関わりから今までの歴史が、事を起こすことがいかに大変だと分かる。それだけに貴重な体験が何かが大きな財産になっていることは確かなような気がした。助っ人をするとよく分かるが苦労の数々を思い知らさせられることが多いのだ。それから、南陀楼さんの仙台の古本市のことを聞く。こちらは、光源寺への本駒込からの道順が分かりにくかったことなどを言う。私は、11時過ぎたので、挨拶して帰るが、まだ盛り上がっていた。



  購入本
  《Og》
   佐藤碧子    【瀧の音 懐旧の川端康成】東京白川書院



  《O・S》
   林要      【おのれあの人この人】法政大学出版局
   小山正孝    【散ル木ノ葉】思潮社
   鈴木享     【鈴木享詩集】角川書店