木山捷平の本を

 昨夜、遅くまで起きていたせいか、目を覚ましたのが八時過ぎ、だが疲れは取れていない。朝食を食べたら眠くなるいつものパターンになってくる。顔を洗いなおして、出掛ける。五反田の南部古書会館へ。駅では長い親子の列がある、スタンプラリーのようだ。頭にピカチュウの面を被っている子供たちを見る。子供も親もこの暑さで大変だ。古書展は、やっぱり暑さのせいかお客さんが少ない。安価で状態がいい本を何冊か買う。木山捷平の本があり、帯はないが初版で状態がいいので思い切って買う。後で東京古書会館に同じ本があって、約3倍の値が付いていた。有楽町で降りて、Hさんの書道展を見る。2度目。Hさん夫妻と話しをしていると、Hさんの長女がNHKアナウンサーで朝の連ドラ《瞳》のナレーターを担当しているようだ、そして同期のIさん、21時からのスポーツ担当している、そのIさんと家人bが高校時代の同級生で意外なところで結びついている。Hさんの書道展も今日で終わりだが、一杯見に来てくれたので自信がつきましたとコメントしていた。そこから、御茶ノ水へ。東京古書会館の古書展を見る、本当に見るだけになってしまった。三省堂の4階の《新・文学入門》フェアを見る。展示物を眺めていると、つい買いたくなってしまいそうになってしまう。ヒナタ屋で冷たいアイスコーヒーを飲んで休憩する。気温が下がったかと思う時間ころに帰るがまだ暑い。
(モンガの西荻日記より)



 購入本
  《N・K》
   木山捷平    【大陸の細道】新潮社
   栗田勇     【古都転生】筑摩書房
   和辻哲郎    【故国の妻へ】角川書店
   生島遼一    【鴨涯日日】岩波書店


  《Gt》
   嵐山光三郎   【温泉旅行記ちくま文庫
   沢村貞子    【寄り添って老後】ちくま文庫
   竹西寛子    【国語の時間】河出文庫
   興津要     【古典落語 上】講談社文庫



  《O・S》
   東海林さだお  【漫画文学全集 第一巻】文藝春秋
   東海林さだお  【漫画文学全集 第二巻】文藝春秋
   東海林さだお  【漫画文学全集 第三巻】文藝春秋
   深田久弥長沢和俊シルクロード白水社
   A・ウンゼルト 小平桂一訳【現代天文学岩波書店
   中野収     【演戯するサル】講談社