久しぶりに映画を
職場の映画好きな後輩に『映画、1本だけ良かったですよ』と言われて久しぶりに飯田橋ギンレイホールに行った。思えば1月、仕事でぐだぐだになってしまって映画の時間が取れなくなってしまったのだ。おまけに1年間の会員更新時期だったりして、そのままになっていた。4、5年間続けて会員だったのが意外に簡単にストップしたのが、心から映画好きでもない自分だろうかと思ったりする。ギンレイの前に10人くらい並んでいるのを見て、そんなに話題の映画なのかと思ったが館内に入って見ると5割くらいの座席が埋まっている具合なので拍子抜けしてしまった。でも、始まるころには8割、9割は埋まっていた。いつも後ろの席ばかりで見ていたが、映画が始まる寸前に来て席がないので前の方で見るとそれが案外いいことに気づいた。最初はとまどったがこの映画館で見るのは前から3、5番目が良い。スクリーンに入りこめる感じがするのだ。
【いつか眠りにつく前に】人生、最後の日、彼女の回想と二人の娘の母・人生への葛藤が描かれている。人は、人生最後の日、何とささやき続けるのか…。一番心に残っている時間・時期を思い出しているのか、それがあやまちであったりしても…。
【やわらかい手】ミステリーぽい音楽が流れ、少し不気味さも感じさせるがユーモア的な映画だった。テニス肘をもじって、○○○肘というくだりでは館内が爆笑のウズ。【やわらかい手】の日本版の題名が映画そのままだ。
帰り、飯田橋<ブ>に寄る、棚の配置が少し変わっていた。荻窪<ブ>にも寄る。目ぼしいものはない。
いつか眠りにつく前に
EVENING
2007年 アメリカ映画 英語 1時間57分
監督: ラホス・コルタイ
出演: クレア・デインズ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、メリル・ストリープ
配給: ショウゲート
最期を迎えようとしている母が、混濁する意識の中で口走る「ハリス」という名前。母の40数年前の切ない思い出、心残りが、残される二人の娘に幸せを求める勇気と希望を与える、豪華な女優陣が描く人生ドラマ!!
やわらかい手
IRINA PALM
2006年 イギリス・フランス・ベルギー・ドイツ・ルクセンブルグ合作映画 英語 1時間43分
監督: サム・ガルバルスキ
出演: マリアンヌ・フェイスフル、ミキ・マノイロヴィッチ、シボーン・ヒューレット
配給: クレストインターナショナル
平凡な主婦マギーが、最愛の孫の手術費用を工面するため切羽詰まって始めた、セックス・ショップの接客業。なんと、彼女はゴッド・ハンドの持ち主だった……。孫を救いたい一心の無償の愛に、運命の逆転が訪れる人間賛歌!!
購入本
《Og》
進一男 【続続 進一男詩集】積沖舎
波多野爽波 【波多野爽波全集 第一巻】邑書林