〔ギャラリーTOM〕から〔絵本の店 トムズボックス〕へ

 今日は、平日だが会社が創立記念日で休みなので神保町の東京古書会館の古書展の1日目に初めて行ってみる。朝、11時半ころ着いたが、スゴイ人出であった。両手に本を持っている人たちを沢山見かける。お客さんは年配の人がほとんど、どんな人たちなんだろうか。業界の人もいるんだろうな。一回りしてケイタイを見ると13時半に、2時間も過ぎたのか。人が多いとじっくり見れない。やはり、いつもの2日目の午後あたりが私にはちょうど良い気がする。三省堂第2ビル、5Fの古書モールも初めて行ってみる。割と広めで棚が何列も並んでいた。古書店の名前は聞いたところばかりなので新鮮味は感じなかった。コミガレなども覗くが結局何も買えず、ヒナタ屋で遅い昼食・ハヤシライスを食べて休憩。そこから半蔵門線に乗って渋谷へ。歩いて〔ギャラリーTOM〕へ。YOさんに教えて頂いた<旅の仲間 澁澤龍彦堀内誠一による航空書簡より>(http://www.gallerytom.co.jp/ex_page/ex.html)を観る。会場を二人の若い女性が出た後で客は私一人だけだ。受付の人が感じの良い人で『ゆっくり観ていってください』とおしゃってくれる。村山知義氏の関係者の人なのか。澁澤龍彦堀内誠一、二人の書簡・ハガキ・手紙が何通も展示してある。後、奥さんの書簡も。堀内誠一の書簡は絵本作家らしい色彩豊かな絵が描かれている。帰り際に村山知義氏に興味があると言うと『子供之友』『3びきのこぐまさん』の本を見せて頂く。展示会場の雰囲気はいい、階段の造りとそれにある階上がいい。そこを出て、松涛美術館の前を通って神泉駅に。井の頭線で吉祥寺へ。ちょっと迷って〔絵本の店 トムズボックス〕で< 和田誠 「旅」>(http://www.tomsbox.co.jp/gallery/thismonth.html)を観る。和田誠さんのは落ち着いた明るい感じの絵だ。お客さんが女性ばかりで何だか落ち着かなかった。久しぶり来たので、棚なども丹念に見てしまった。そこから駅に向う途中で〔吉祥寺ごちゃまぜ古本市〕を寄って見る。絵本があちこちに、絵本が多い、これは珍しい感じの古本市だった。





 


 購入本
  《N・G》
   森浩一     【関東学をひらく】朝日新聞社


  《N・O》
   吉村昭     【私の文学漂流】新潮文庫
   恩田陸     【夜のピクニック新潮文庫
   

  《O・S》
   三浦哲郎    【春の夜航】講談社
   森田たま    【今 昔】暮しの手帖社
   橋田邦彦・山極一三 【空月集】岩波書店
   小澤春雄    【随筆集 鷹司平通氏の面影】東京出版センター