ゲイジュツにはお金が?

「街を絵はがきにする」に出展するために選んだネガを考えて、写真現像屋に持って行く。絵はがきにするということは、1枚を挨拶状だとかにすることで10枚をそうすると大変な金額になる。こちらの要望どおりでも時間が1週間かかると言われる。それでは間に合わない。縁どりだけは希望どおりにするが、1枚の単価が倍になってしまう。単純に写真の裏にはがき用のものをパソコンで作って貼り付けることにする。壁の展示用とテーブル用の2部必要なので、片方をモノクロにしようと考えていたが、それ自体を言うことを忘れてしまっていた。まあ、出来上がってきた写真が縁をとったことで少しはマシになってきた。知人の書道家?にテーマ書きを頼んでいたのが来た、字体を何種類か、書いてくれていたが、構成が私の希望とちょっと違っていた。文字の位置がもうすこしずれていた方がよかったのだが、まあ、しようがない説明不足だった。あとは、写真にはがき用の紙をどうやって貼るかだが、写真自体が伸縮しないだろうか、もう土曜日まで時間がないのでやるしかない。上智大学並びの写真屋から会社に帰るときに、長身の女性が、どこかで見た顔だ、経済番組に出ていた。藤沢…。藤沢久美さんだった。帰り、会社近くの新刊書店に寄るが探しているものは見つからなかった。この時間は書店は人で溢れていた、出版不況がうそのような感じだ。まあ、私みたいな立ち読みだけの人が多いのか。中野止まりの電車が来たので乗って東中野で降りて、東中野<ブ>に行ってみる。今日、105円コーナーにはめぼしいものがなかった。文学の棚に川本三郎【東京暮らし】があったが1500円が1400円か、うーん…一般の古書店と同じ感覚、出たばかり本だから。でも、こういう棚・文学は、阿佐ヶ谷、荻窪、吉祥寺などの<ブ>では見られないほど充実している。規模は小さいがオーナーの考え方が違うのか。「一箱古本市」の準備はほとんど進んでいない。どんな本を選んで出すかだが難しい。先ずは写真、それからだ。