作家の日記は楽しい

 帰り、会社近くの新刊書店に寄る。『小説新潮』の特集「今日から日記を書くために」を読む、これは読んでいて興味深い。作家たちの日記をあれこれ紹介している。色川武大の最初の1月○日の日記がいいね。となりの平置きを見たら、『野生時代』の特集 「日記がおもしろい」でこちらも日記の特集だ。この時期に意味があるんだろうか。でも、作家の日記は作品とは別物で楽しい。東中野<ブ>に寄ったら、『小説新潮』の特集「今日から日記を書くために」に何人も推薦していた武田百合子の本があった。【日々雑記】【遊覧日記】の初版本があった。雑誌に載っていた【富士日記】でなかったので買わなかったが後で買ってよかったのではと悔やむ。平田俊子【詩集 ターミナル】思潮社も買えて嬉しい。しかし、せっかく教えて頂いた、NHKの色川武大の特集番組を見るのを忘れていた。



小説新潮』4月号
http://www.shinchosha.co.jp/shoushin/index.html

野生時代』4月号
http://www.kadokawa.co.jp/yasei/




 購入本
  《Og》
   小川洋子       【深き心の底より】PHP文庫
   藤本義一       【男の値打ち】ちくま文庫
   佐野洋子       【私はそうは思わない】ちくま文庫
   小林信彦       【時代観察者の冒険】新潮文庫
   井狩春男       【本屋通いのビタミン剤】筑摩書房



  《Hn》
   庄野潤三       【貝がらと海の音】新潮文庫
   幸田文        【月の塵】講談社文庫
   色川武大       【うらおもて人生録】新潮文庫
   色川武大       【百】新潮文庫
   川本三郎       【日本すみずみ紀行】六興出版
   平田俊子       【詩集 ターミナル】思潮社