9月の始まり

 購入本
  《外市
   紀田順一郎    【知性派の読書学】柏書房
   紀田順一郎    【生涯を賭けた一冊】新潮社
   紀田順一郎    【知の職人たち】新潮社
   金井美恵子    【目白雑録2】朝日新聞社
   矢野誠一     【志ん生のいる風景】青蛙房
   長田弘      【本の話をしよう】晶文社



  《小宮山GS》
   大江健三郎    【大江健三郎全作品1】新潮社
   大江健三郎    【大江健三郎全作品2】新潮社
   大江健三郎    【大江健三郎全作品3】新潮社
   大江健三郎    【大江健三郎全作品4】新潮社
   大江健三郎    【大江健三郎全作品5】新潮社
   大江健三郎    【大江健三郎全作品6】新潮社



  《東京古書展》
   鶴見俊輔     【いくつもの鏡】朝日新聞社
   野坂昭如     【てろてろ】新潮社
   芥川龍之介    【芥川龍之介全集6】岩波書店
   三島由紀夫    【潮騒】新潮社
   矢代静一     【矢代静一戯曲集1】白水社
   矢代静一     【矢代静一戯曲集2】白水社



 今日から9月だ。天候は8月のままで、どんよりしていて雨が降りそうで降らない、そんな日和だ。御茶ノ水の駅を降りて、坂を下って行く、横の商店街が楽器店がずっと並んでいる。楽器店にも『楽器買います』の貼紙が貼ってあるから古楽器の店もあるのだろうか。
 東京会館の古書展(書窓展)は、いつもなくお客さんが一杯だ。本を見ていると横からどんどん押される感じだ。相変わらず年輩のオジサンばかりだ。何冊積んでいるのだろうか、両手で持っていて係りの人が一度置きましょうかと言うのも断わっていて、それでも次か次へと積んでいる。何冊か、30冊以上はありそうだ。身なりからするとこの人も古本屋さんなのか。
 三島由紀夫潮騒】新潮社の初版ではないが、同じ年度の本が100円だったので買う。印鑑の三島が鮮やかだ。矢代静一矢代静一戯曲集1】白水社が200円、これも安いので買う。
 今日の古書展も有りそうで、あまり見つけることができなかった。
 小宮山GSで、大江健三郎大江健三郎全作品1】新潮社が1刷で全部揃っていたので買う。
 神保町から地下鉄で大手町で乗換えて池袋へ、そこから歩いて古書往来座外市へ。
 外市紀田順一郎を3冊買う。矢野誠一志ん生のいる風景】青蛙房も安いので買う。もっと買いたかったのだがお金がないので6冊で止める。池袋まで歩いていると、5時すぎなのに、もう暗い。9月、陽が落ちるのが早くなってしまった。