いろいろ行った、歩いた、いろんな人に逢った。

 6月8日(日)
 土曜日、午前2時半では流石にブログを書けなくて、二日分のページになってしまった。ブログ自体が良くわかっていない。9時過ぎに目を覚ますが疲れが残っているので、しばらく布団で横になっている。午後、予定していたのを近場だけにする。高円寺の西部古書会館の古書展、順に西荻窪まで戻ってくる。

 購入本
  《Og》
   堀江敏幸    【回送電車】中央公論新社
   堀江敏幸    【回送電車Ⅱ一階でも二階でもない夜】中央公論新社
   堀江敏幸    【回送電車Ⅲアイロンと朝の詩人】中央公論新社


  

下北沢から神保町へ

 6月7日(土)
 朝歩いて吉祥寺へ行ったが、午後も吉祥寺まで歩く。そこから井の頭線に乗って下北沢へ。 菅原さんと渡さんと僕ら 硝子暖簾をくぐると… 4人の作家が描く菅原克己高田渡の世界 〜 内田かずひろ山川直人/ 保光敏将/ シバ、(http://www7a.biglobe.ne.jp/~musunso/schedule.htm)の展覧会を観てとトークショーを聞くために《ギャラリー無寸草》へ行く。お客さんが多くてトークする人、4人が立ってすることになる。Yoさんが皆寡黙だからとおしゃっていたが、菅原克己高田渡への思いがトツトツと語られていく。なかでも内田かずひろさんのしゃべりが独特でいい。各々、菅原克己の詩と高田渡の歌を一つづつ選んで、選んだ詩と歌への関わり方・思いを述べていく。お客さんもかなり高齢の方も沢山いらしゃっていた。南湖さんの姿も。Yoさん司会ごくろうさんでした。Yoさんの相方さんに挨拶して、会に来ていたたけうま書房さんと会場を後にして、やまがら文庫さんがいるというので半門蔵線で神保町のヒナタ屋に。車中、たけうま書房さんに熱い音楽の話など、あれこれと聞く。着いて、田川さんに挨拶、そして田川さんの料理を食べながら3人で古本のこと、仕事のことを。楽しい時間は直ぐに10時になる。これから、たけうま書房さんは横浜方面に帰るので別れて、やまがら文庫さんと中央線に乗って帰る。

 

 11時半に西荻窪で家人bと待ち合わせして、《アケタの店》に行く。昨年の秋にナンダロウさんに場所を聞いて、ようやく実現した。店に入ったら、まだお店の人だけで誰もいない。時間が来るとお客さんでイスが埋まっていく。ほとんど常連さんか。渋谷毅さんのピアノソロを聞く。初めて聞くので、あらっぽい演奏かと思ったが(ジャズのイメージを勝手思っていたので)何だろうかキレイな音なのだ。清く流れる水音、風の音、そんな感じのピアノの演奏だ。休憩をはさんで終わったのが午前2時半、昼間よく歩いたので、地下からの階段を上がるころにはグッタリになってしまった。今日は、どうしても来たかったのだ、ナンダロウさんのブログでよく渋谷さんのことが書いてあったので。家人bと聞いた音の感想など話ながら帰る。午前2時半というのに結構道の両側の家の明かりが点いている、土曜の夜だからか。(http://www.aketa.org/schedule.html

 


購入本
  《N・G》
   村上元三    【水戸黄門二 葵獅子 上】毎日新聞社
   村上元三    【水戸黄門二 葵獅子 下】毎日新聞社
   石川達三    【充たされた生活】新潮社
   舟橋聖一    【こころ変り】新潮社
   舟橋聖一    【蜜蜂】中央公論社

  《O・S》
   安岡章太郎   【自叙伝旅行】文藝春秋
   有馬頼義    【巡査の子】文藝春秋
   中山義秀    【風に吹かれる裸木】雪華社
   中央公論社編  【解説 世界文学史年表】中央公論社

  《S・K》
   若山旅人    【若山旅人歌集】五月書房
   那珂太郎    【萩原朔太郎その他】小澤書店
   八木重吉    【定本八木重吉詩集】弥生書房