月の湯は、遠かった?

 月の湯古本まつりに行く為に、総武線に乗り込んでいる東西線に乗って、飯田橋有楽町線、乗換えで護国寺に着く。駅を出て、念のために通りがかりの若い女性に地図を見せて場所の道順を聞く。地図を何回も見て、『講談社がここですからあっちの方ですよ』。また、ユニフォーム着た男性に聞くと、『ここがこうだから、あっちの方ですよ』。この男性を信じて歩き出したが、目白台の番地が出てこないで、大塚の文字ばかりだ。20分間、うろうろ。また男性に聞いたら、割と正確なことを言われる。最初の女性の意見を聞いていればよかったのだ。現場に着いたのが、岡崎さんのトークショーがもう半分過ぎていた。帰り、護国寺の駅まできっちり8分ほどで行けた。8分のところを1時間弱掛かってしまったわけだ。会場に着いて、トークショーを聞くが頭から汗が吹き出てくるのでそれをハンカチで拭くだけだ。ようやく落ち着いて聞くときには、トークも終盤だった。トークが終わって『女子の古本屋』を買って、サインを頂く。名前に、モンガさまと入れられる。『PRちくま』を岡崎さんの女子の古本屋を読むために取り出したが、取り上げられた人の半分くらいしか読んでいない。全部読んでしまうのは、もったいなくて読んでいないだけだが。古本を通して、それぞれの人生が語られているから読みがいがあるのだ。トークが終わって、銭湯にはコーヒー牛乳だと思ってコーヒー牛乳を飲む。これが美味しかった。古本市を見るが、すごい人なので十分な体勢で見れない。一番見たいと思っていた、《善行堂》もゆっくりと見られず残念、しかし本を大事にされている感じが分かる。毎日、山本さんのブログを見るのが楽しみなのだ。何か、ヒントを頂いているような気がしている。大竹聡さん、遠藤哲夫さん「酒とつまみと男と男」のトークショーも聞く。遠藤哲夫さんの酒・人生についてのレベルが、もう有頂界にいる人なのか、なんて勝手思ってしまう。帰り、音羽に寄って、店頭の菊地信義菊地信義 装幀の本】リブロポートを迷わず買う。店頭の本、500-を初めて買う。今日は、何だか分からないままの一日だった。中央線が、土曜日なのに西荻窪で電車が停車していた。新宿で何かのトラブルが起きていて、地下鉄は振り替えでタダだったのか。






 購入本
  《N・O》
   菊地信義       【菊地信義 装幀の本】リブロポート
   草野心平       【茫々半世紀】新潮社
   柄谷行人       【倫理21】平凡社
   嶋岡晨        【詩とは何か】新潮選書
   森崎和江       【非所有の所有】現代思潮社


  《Og》
   城戸禮        【猛撃 はみ出し刑事三四郎春陽文庫


  《W・H》
   仲畑貴志       【仲畑貴志全コピー集 コピーのぜんぶ】宣伝会議
   谷内六郎       【谷内六郎の絵本歳時記】新潮文庫


  《O・S》
   野尻抱影       【星座の話】偕成社
   宮脇俊三       【時刻表おくのほそ道】文藝春秋
   安部公房       【幽霊はここにいる】新潮社
   鈴木志郎康      【水分の移動】思潮社
   大岡昇平       【わがスタンダール立風書房